予約待数1000を超えていた。図書館で読みたかった本の予約数です。何年経てば読めるのでしょうか。
「そうだ、国会図書館ならすぐ読める」
思い立ったらすぐに出かけました。初めての国会図書館です。
住みたくなるぐらい大好きになった国会図書館を、初めて行く人のため簡単に解説します。
登録方法
利用時間は9時30分~19時(土曜日は17時)利用者登録は閉館30分前まで。
休日はカレンダーをあらかじめ確認ください元寄りの駅は永田町。
満18歳以上なら誰でも入館利用できます。お子様同伴は不可。
最初に利用登録が必要で、国会図書館の新館で受付があります。利用者登録書に氏名、生年月日、住所、電話番号を書いて本人確認書類とあわせて提出。
待ち人が少なければすぐにICカードが発行されます。ゲートをくぐると理想郷が待っているので、少し待つかもしれませんが我慢しましょう。
B5サイズ以上のカバン、袋や、カメラ、スキャナ、ビデオなど持ち込めないものがあります。持ち込めないものは、コインロッカーに預け(100円、使用後返却タイプ)手荷物品は、ロッカールームに備え付けのビニール袋があるのでそれに入れます。あらかじめ持っていく必要はないです。スーパーの大きめの袋を用意しましたが、必要ありませんでした。
PC、タブレット、スマホ管内に持ち込んで利用可能です(カメラ機能は利用不可)無料のwifiもあるし、電源のある席あります。
センサーがゲート式でカードをタッチして入館。スムーズに行けば登録して10分から20分もあればゲートを通過できます。
食事はどこで確保するか
国会図書館周辺は、お店が少ないです。
駅前のコンビニ、国会図書館の売店、国会図書館食堂。
持ってきた食事を食堂で食べることも可能です。
国会図書館周辺のコンビニをマップアプリで探すとたくさん出ます。ほとんどがビル内に用がある人専用のコンビニです。
自動販売機もあり、飲んで良いスペースはあらかじめ決められています。
食堂に超がつくぐらいのメガ盛りカツカレーがあります。フードファイターの気持ちがわかるので、一度は挑戦してほしいです。
PCの利用
持ち込んだPCは、
・本館2階本館第一閲覧室
・新館2階新館閲覧室
こちらに電源もあり、PC利用も可能で、wifiも飛んでいます。
公衆無線LANはFREESPOTのため、あらかじめ認証が必要なので注意。
wifiのパスワードは、入り口小さい紙に記載があります。
場所がわかりにくいので受付で聞くことをお勧めします。
国会図書館初体験感想
ゲートを通ると図書館なのに本の匂いがしない。本棚すら見当たらない。
行きかう人は老若男女様々。読んでいる本も辞典のような本を積み上げている人もいれば、漫画を読んでいる人もいる。PCを使っている人もいれば、専用端末で電子書籍を読む人など様々。
資料のほとんどが一般の人間が入れない書庫にあり、読みたい場合は館内にあるパソコンにICカードをかざしてログインし、蔵書検索申込ページから申し込みが必要。
資料の到着は20~30分程度かかり、指定のカウンターで受け取る。到着も館内のパソコンからわかるようになっている。とにかく広く席数も有り余るぐらいある。
場所にもよるが、席と席との間隔が広く、気温も暑すぎず寒すぎず、キーボードを叩く人や、雑談も聞こえてくるが、自然と読書に意識が行き、周りの音がよく聞こえているのに集中できる。
本を読める環境が整っているおかげか、まるで座禅をしているようだった。申し込んでいるものも含めて3件まで受け付けてくれる。
2冊読んだら返して新たな本を申し込み、最後の1冊読んだ頃には新しい本が来ている。
読みたかった予約数1000の本ですが、貪るように本を読んでいたら読みたかったのに忘れていて検索もしなかった。
長くはいなかったが、本好きには至福の時間だった。
ここが変だよ国会図書館
なぜか国会図書館の地下2回には床屋さんがあります。
誰がここまできて散髪するんだろう。僕のように国会図書館に住みたい人がいて、本当に住みだしたのかもしれないです。
国会図書館にコンビニ並みに充実した売店があります。
なぜか化粧品が充実していて、どういうわけか本を販売しています。
発売停止された本が読める。
本が酷似しているため発売停止になった、やせるおかずの作りおき、かんたん177レシピ普通に読めました。発売停止された本たくさんあるので、ここで読むのは面白いと思います。
国会図書館感想
一生頑張っても、速読をマスターしたとしても、国会図書館の本を読みきることは不可能です。
本との出逢いも縁のようなもので、人との出逢いと同じように縁を大切にしたいです。
読みたくても読めなかった本、思い出の本、高級な本。貴重な本、古書など。
縁があったのに読めなかった本が気軽に読める場所、それが国会図書館です。
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