東京で座禅体験に行ったら、住職から良い話が聞けた。

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新宿で気軽に座禅修行

もう4年ぐらいになるのかな。月に一度東京の新宿にあるお寺で、座禅修行をやっています。東京で何ヶ所か座禅に行っているが、一番行く回数が多くお気に入りのお寺だ。

座禅のやり方、座禅歴など、話せることはたくさんあります。今回は、住職がなかなか興味深い話をしてくれたので、それをブログに書かせていただきます。

人間達磨大使の伝説

10月5日に達磨大使がなくなったと言われている。今日は座禅終了後に達磨大使についての話になった。

達磨といって想像するのは、選挙の時にどこからともなく現れる、あの赤い片目の達磨を想像すると思います。

その達磨で間違いはないけど、達磨大使は本当にいた人物で、インドから中国に行き座禅を伝えたと言われている。決して赤い妖怪ではない。

住職が達磨大使の伝説について話してくれた。

中国には仏教好きにの皇帝がいて、どうしても達磨大使に会いたいと言い会うことになった。

実際に会った時皇帝が話したのは、あのお寺を立てたのは俺だとか自慢話ばかり。皇帝は達磨に対して「俺にはどんな功徳があるのか?」と聞いたそうな。達磨大使「無功徳」とだけ言った。

もう達磨大使は中国の仏教はダメだと思い、少林寺の山上洞窟にこもってしまう。それから壁に向かって9年座禅。9年の座禅はある出来事で終了した。

達磨大使のところに修行を申し込む人はいたようだが、座禅をしていたので一切話を聞かなかった。とある修行僧が話を聞いてくれないから、自分の手を切り落としそれを達磨大使に投げて、やっと達磨大使が反応して弟子にしてくれたそうだ。

考え方を変えると、達磨大使レベルでも、手が飛んできたらびっくりするようだ。

次に住職はこんな話をした。
「祖師西来という言葉があります。そのままの意味だと、達磨大使はなぜ、インドから中国にきたかという意味になります」
「祖師西来の本当の意味は、わたしとはなんだという意味です」

「みなさん自己紹介はどうやってやりますか?」「例えば、大学のコンパで挨拶しようとした時、どんな話をしますか?」

「わたしは寺の息子で、これから永平寺に行き寺をつぎます」
「そんな話をしたら変な奴と思われるので、どこどこの高校で、部活はこれこれをやって、趣味はなになにです」「こんなありきたりの挨拶をするのではないでしょうか」

「例えるなら、自分が持っているカードの中で、その状況の都合の良いカードを切り、選び提示するということですね」「そのカードはアクセサリーのようなもので、生まれてからみについてきたものですよね」「座禅はそんなアクセサリーの話ではなく、例えるなら裸の自分を見ること」

「座禅とは本来の自分を知ることではないでしょうか」

こんな達磨大使の歴史から、祖師西来の話をするのは、確実に無門関読んで研究しているんだろうな。曹洞宗のお坊さんだから、正法眼蔵を読んでいるのかもしれない。

住職は良い話をしたけど、わたしという真実については回答は示さなかった。

そのあと本堂の裏に達磨大使が祀ってあるので、今日は特別にお参りさせてもらうことに。ついでだからと言い、正しいお焼香の仕方も教わった。

正しい焼香の順番とやり方

合唱一礼して、左手は合唱したまま、抹香を右手親指と人差し指と中指の3本でつまみ、目の高さに持って行く時、一緒に左手を右手に添える。その後右手を下げる時、左手を合唱に戻し、右手で香炉に落とす。また右手で抹香をとったら、今度はそのまま香炉に戻し、合唱一礼。

達磨大使の参拝は、選挙にいる片目の達磨ではなく、人型の達磨でした。正しいお焼香でしっかりあいさつ。

年に一度、10月だけの特別で、素晴らしい話を聞けた座禅の日でした。

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