演劇教室エントリーアクト|演劇初心者がワークショップ体験!誰でも俳優になれる

体験・取材・調査
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みなさん、こんにちは。
ネコテラスです。

よく行く大好きなパワースポット鬼子母神。その近所にある、演劇教室ENTRY ACT(エントリーアクト)で、演劇を習っていました。

似たような習い事をしたことはありますが、演劇を習うことは初めてです。

約3ヶ月という短い期間でしか通っていないため、教わったことが具体的に、何にどんな効果があるのか語るレベルではないため、体験したことをそのまま書き記します。

エントリーアクトに通うか迷っている人、参考になれば良いかと思います。

エントリーアクトはどんなとこ?

僕が選んだコースは、習い事演技レッスン基礎コース。週1回の3時間。決まった曜日に通うコースです。他にもたくさんコースがあります。

いきなり週1コースに通うのに抵抗あるひともいるかもしれません。そんな人は、単発の演劇ワークショップ、1ヶ月だけのコースもあります。抵抗があれば短めに、大丈夫そうなら長いコースを選ぶことがポイントです。

習っている人の年齢は様々です。同じ教室の仲間は20代〜50代の人でした。女性が若干多かったです。社会人のための演劇教室と銘打っているだけあって、大人の年代の人が多い印象です。

おじさんおばさん世代ははダメだと思っている人は安心してください。おっさん、主婦、じいちゃん、ばあちゃん、社会人ではない人、誰でも通えます。どんな人にでもスポットライトが当たる教室です。

社会人で残業が多く、休みも不定期でなかなか通うことができない。そんな人でも大丈夫です。訳あって休むことがあっても、別の日に振り替えできるので安心です。振替ぶんは蓄積されていきます。僕も何度か休みました。

受けた曜日の週1コースは、3ヶ月が1クール。最終日に習ってきた台本を使い、教室の仲間内で発表します。途中から入ることが不安な方もいるかと思いますが、安心してください。いつでも入れますし、講師のフォローが手厚いです。

様々な年齢の人がいて、不安になる人もいるかと思いますが、安心してください。うまく打ち解けられるようなカリキュラムがあります。

演技力に差があって不安になる人もいるかと思います。でも、大丈夫。徐々に自分の力を引き出してくれるカリキュラムがあります。多少の演技力の差は出るかもしれませんが問題ありません。真面目にやっている人を馬鹿にするような人は誰一人いません。

「通っている人は、芸能人や俳優を目指す人だらけ?」と、僕は最初思っていました。芸能人を目指している人もいるかもしれませんが、エントリーアクトの代表が、芸能養成所ではなく、誰でも演技を習える場所という理由で営業しています。

本気で芸能人や俳優目指している人は、芸能養成所の方が良いかもしれません。養成所に入るのに抵抗ある人や、気軽に演技を習いたい人にオススメです。もちろん、本気の俳優目指す人にも良い学びがあると思います。

サイトを見ると、習い事演技レッスン基礎コースは満席ばかりですが、2018年新しい教室ができます。人気があるけど大丈夫。

「演劇初心者の方は不安ではないですか?」、「素人が通っても大丈夫なのかと?」安心してください。演劇初心者の僕も大丈夫でした。むしろ、初心者だからこそ安心して通えるシステムができています。

エントリーアクトのカリキュラム

僕が受けたコースの講師の指導内容です。講師によって内容が変わると思われます。

名前回し

全員で円を作り、最初の人が名前を言います。隣の人はまず、「えっ」と聞き返し、最初の人に戻り、また最初の人は名前を言います。次の人は、最初の人の名前と、自分の名前をいい、次の人はまた、「えっ」と言い最初に戻りこれを繰り返します。全員止まらずに最後までやります。

次にまた円になって、代表の人が別の人の前に行き、名前を言ってもらいます。言ってもらったら円に入り、名前を言った側の人が、別の人の前に行き、また名前を言ってもらいます。これを繰り返していき、なれたら人数を増やします。

一回やるだけで、すぐに名前を覚えられます。新しい人が入ってきたらまず名前回しからはじまります。

ウ〜ミャンマー

円になり、最初の人がミャンマーという。次の人は、ミャンマーを2回言います。次の人は3回と人数分繰り返し、途中でかんだりミスをしてしまったら、円の中心に向かってウーミャンマーと言いながらジャンプ。

人数分言い切ったら終了し、別の言葉に変更します。最初はみんな言えないけど、すぐになれてきて、うまく継続するようになります。

1分間スピーチ

その名のごとく、みんなの前に出てスピーチします。テーマはその時々。講師のフィードバックもしっかりしてくれます。

体しりとり

基本ルールはしりとりです。一切の会話なしでやります。全て体で言葉を表現。

円になり、講師の人が言葉を決めて、最初の人はその言葉を体で表現。次の人は、受け止めた言葉をしりとりの要領で次に回して行きます。

途中でおかしくなり、最後までうまく伝わることはほとんどないです。

外郎売回し

円になり、代表者が外郎売の一説を読み上げます。どこでもいいから途中で止めます。そして、次の人を指差し、指された側は続きを読みます。これを繰り返す。

外郎売を完全に暗記していると、ものすごいスピードで終わるそうだ。

最初のころ全く暗記していないため、ものすごくゆっくりでした。

バルコニー

一人で言葉をつかわずみんなの前で演技を行います。決められたことをやり、その背景やストーリーは自分で考えます。

必ずやることは、ドアを開ける、バルコニーから外を見渡す、ワインを飲む、ワイングラスを落とす、笑う、踊る、泣き崩れす。

一人でみんなの前で自分で考えてやるので、めちゃめちゃ緊張します。

台本演技

あらかじめ用意された台本を使用して、実際に演技の練習をします。講師が演出家のため、最終的に演出付きで演技。

エントリーアクト体験記

講師の人柄が良いせいなのか、関係性がフラットです。それでいて自由な表現ができる楽しい教室せした。

名前は全員あだ名で、敬称はなし。講師の人もあだ名で呼び、年齢の違いはありますが関係性はフラット。

その人の持ち味を、うまく引き出すことがうまく、どんな表現に対しても的確にアドバイスをしてくれるます。

これやったら怒られるだろうという表現に対しても笑ってくれて、講師の口癖は、「自由だな〜」でした。

エントリーアクトに通うネコテラスのテーマが、緊張せずに人前で自由な表現をすることであったため、講師との相性が非常によかったです。

ほとんどのカリキュラムは、ストレスフリーで楽しくできました。一点を除いては。

とにかく辛かったのがバルコニー。他の様々なカリキュラムについては、緊張するこはありませんでした。バルコニーだけは過剰に緊張します。緊張することは、決して悪いことではない。緊張することによって、自分のやりたいこと、伝えたいことができないことは、いいとはいえないです。

なぜバルコニーだけ緊張するかを考えると、一人だけでみんなの前に立つ。ある程度は決められているとは言え、自分で考えたストーリを自分で表現する。しゃべることができないので、会話でのごまかしがきかない。台本演技は、数人でやるが、バルコニーは一人のため、全て自分の責任になる。踊ることに抵抗がある。見ている人の反応が気になってしまう。

他にも理由はありますが、本当に辛かったです。

バルコニーが終わると消耗が激しく、一気に眠くなったものです。反面、一番辛いけど、一番勉強になったのもバルコニー。

激しい緊張の中、自分らしく表現するため緊張と戦い、最後の方は、緊張しないで自由に表現するコツを掴みかけました。

エントリーアクトは、上っ面の大人心を取り、無邪気に自分を自由に表現できる。

そんな場所でした。

終わりに

僕が教わった講師は引退されてしまうので、今回の記事は参考程度にしてください。経営理念は同じなので、カリキュラムは違えど、大きく内容は変わらないはずです。

もともと、3ヶ月で引退予定でした。僕が興味をもっていた、メソッド演技を教えてくれる講師もいるようなので、もう少し継続しようか検討中です。メソッド演技については、この本が参考になります。

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