これから勇気を持って、ヒッチハイクの旅にでるあなたへ。
きっとこのページを見ている人は、ヒッチハイクに興味がある人、ヒッチハイクの旅に出る人、ヒッチハイクの旅をしても車がとまらない人。
ヒッチハイクをしたい、いろりな人が見ていると思います。
僕は日本全国をヒッチハイクで旅をしました。ヒッチハイクで日本縦断をしたり、東海道53次を、53台の車をわざわざヒッチハイクして旅をしたり。
どこかへ旅する際はヒッチハイクが旅の手段でした。合計したら300台近くの車に乗せてもらったことになります。
経験を積み上げていく上で、はじめてヒッチハイクをした頃にくらべると、車がとまる時間がどんどん短くなっていきました。
自分でも知らないうちに、ヒッチハイクをするためのコツを掴み、簡単に止める方法を、知らず知らずに実践していたのだと思います。
これからヒッチハイクする人へ。
最初からスムーズにヒッチハイクできるように、総ヒッチハイク回数300超えの僕が自分の経験を生かし、最速でヒッチハイクするやり方、ヒッチハイクのコツをお伝えさせていただきます。
ヒッチハイクの意味と方法
ヒッチハイク(英語: Hitch hike)とは、通りがかりの自動車に(無料で)乗せてもらうこと。この方法で旅することをヒッチハイキング(Hitchhiking)、旅行者はヒッチハイカー(Hitch hiker)と呼ばれる。
引用元:Wikipedia
ヒッチハイクにも色々なやり方、方法があります。
ヒッチハイクのやり方、方法をご案内します。
スケッチブックと黒マジック|難易度☆
スケッチブックに行き先を黒マジックでデカデカと書き、道路の端に立ってヒッチハイクをする。
ヒッチハイクをしている人で一番多いのが、このタイプのヒッチハイカーではないでしょうか。
僕も最初のころ、スケッチブックと黒マジックを使いヒッチハイクしていました。初めてヒッチハイクやる時の方法としておすすめです。
メリットとして、長距離移動がしやすい利点があります。行き先が明確なので、ピンポイントでその場所に行けます。
ヒッチハイクをやる時、すごく勇気がいります。恥ずかしくて顔をかくしたくなります。スケッチブックで、照れている自分を少しかくせるメリットもあります。
デメリットとしては、行き先が書いてあるために、その行き先以外に行く人が止まりにくい。
例えば、行き先が書いてあって、その途中までなら乗せてくれるという人が止まりにくくなります。
長い旅になると、スケッチブックや紙がかさばり邪魔になってきます。
親指を立ててヒッチハイク|難易度☆☆
ヒッチハイクと聞いて、一番最初に浮かぶ姿がこれではないでしょうか。僕の主なヒッチハイクの方法は、この親指立ててのヒッチハイクです。
ヒッチハイクの中でカッコがよく、ナルシストの気分になれるものこれです。
メリットとして、行き先を指定していないので、車が止まってから交渉することになります。
「短い距離でもいいなら」と止まってくれる人が多いです。交渉によっては長距離移動できる可能性も多いです。
車が止まる台数がとにかく多いので、たくさんの人と触れ合える。人とのふれあいを楽しめやすい。
デメリット
行きたい場所に一回でいけないことが多い。照れや、恥ずかしさを隠す手段がない。そのため、緊張や照れが見え隠れすると、止まってくれないことが多いです。
タクシーが客と間違えて止まることも
親指が腱鞘炎になります。
直接交渉|難易度☆☆☆
一番簡単にヒッチハイクできる方法が、直接交渉をすることです。
サービスエリア、道の駅、コンビニに停まっている車や、乗せてくれそうなオーラを放っている人。直接話しかけて、どこどこに行きたいと交渉します。方角さえあっていれば、かなり高い確率で乗せてもらえます。
今回のヒッチハイクのコツでは、直接交渉の方法については触れません。僕は苦手なので、滅多にやらなかったです。
メリット
直接交渉なので、ただ立って待っているだけではなく、積極的に主体性を持って行動する必要があります。行動力、コミュニケーション能力など、色々なスキル向上が見込めます。
旅が楽しくなるのも、悪くなるのも自分次第。長距離移動もしやすい。
デメリット
コミュニケーション能力がないときついです。人疲れをします。良い人ばかりではないです。
アポなしの営業をイメージしてくれれば良いと思います。旅にストレスはいらないので、ストレスになると判断したら、やめたほうがいいですね。
ヒッチハイクの最重要ポイント!ヒッチハイカーを乗せる側は怖い
ヒッチハイクする上で、最も重要なポイントです。絶対に忘れないようにしましょう。
ヒッチハイカーを乗せる側は、歩道の端っこに立っている見知らぬ人間をを乗せるのです。ヒッチハイクしている旅人が、良い人ばかりとも限りません。犯罪者かもしれません。乗せる側もリスクを背負って乗せています。
ヒッチハイクのコツは、この人なら安心して乗せられる、きっと大丈夫だと思ってもらうことです。
いざヒッチハイカーを乗せて、その人が悪人だった場合、密室の車を運転する中、抵抗するのは不可能に近い。ヒッチハイカーを乗せる側は、一瞬で判断して、信頼できそうな人を乗せようとするものです。
一言で言うのであれば、道路の端に立って運転手さんに、一目惚れしてもらうようにするのです。一目惚れしてもらい、この人と話してみたい、この人に車に乗ってもらいたいと思ってもらいます。
このスタンスができてしまえば、どんなヒッチハイクのやり方でも、簡単に載せてもらうことができます。
一目惚れしてもらうようにヒッチハイクの6つのコツ
ヒッチハイクの最重要ポイントで案内したとおり、ヒッチハイクは一目惚れしてもらうようにやります。
あなたにもし一目惚れした経験があるのであれば、どんな人に一目惚れしたか想像しながら、一目惚れされるようなヒッチハイクをやりましょう。
僕のたくさんのヒッチハイクの経験から、具体的なヒッチハイクのコツを案内します。
スケッチブックや顔を隠す物がない方が、自分を見せる部分が多くなり、全身を使ってアピールできるので有利です。
ここに書くコツは、道路の端でやるタイプのヒッチハイクのコツです。直接交渉にも活かすことはできます。
清潔感
当たり前かもしれませんが、目で見て汚れている人、目で見てこの人臭そうと思うよな人は、車に乗せたいと思うことはありません。
車は財産の一つです。車が汚れるのも嫌ですし、シートに匂いが移るのも嫌です。貧乏旅行だと、洗濯をしたり、風呂を入る機会も少ないかもしれません。
それでも、ヒッチハイクの旅を選ぶのであれば、最低限の清潔感は意識しましょう。
服装の種類に関しては、それほど意識しなくて問題ないと思います。ヒッチハイクしている人が、バッチリビジネススーツだったりすると、逆に不審がられるかもしれませんね。
笑顔
とにかく、いつでも爽やかに笑うこと。
笑顔ができるできないで、止まり安さに相当差がでます。運転手さんと目をあわせ、にっこり笑いましょう。
笑顔を振りまいていると、人は惹きつけられるものです。良い笑顔を向けましょう。
優しそうな目と目線
笑顔とセットで利用してほしいのが目線です。
この人乗せてくれると直感で思う瞬間があります。そんな時は、しばらく相手の目をじっと見つめて優しい目をし、絶え間ない笑顔を続けましょう。
すると「しょうがないなー」と、笑顔で止まってくれます。
ポイントは、運転手さんに目線を合わせ、約10秒は笑顔を向け続けることです。根負けして相手が笑ったら、もうこっちのものです。
相手も笑顔になって止まってくれるでしょう。
ぽっちゃりは不利
北海道の稚内で出会ったヒッチハイカーと、稚内から知床までヒッチハイクで同時にスタートし、どちらが先に知床まで着くか競争したことがあります。
相手は100キロ越えの大学生。ぽっちゃりの限界を超えた人。車に乗るとシートから肉がはみ出すレベルの旅人でした。
先に車を止めたのは僕で、先行してどんどん乗せてもらい進んで行きました。何台かヒッチハイクして車を乗せてくれた人が言っていたのが
「ついさっき、すごい太った人がヒッチハイクしていたけど、暑苦しいし狭いから、乗せるのやめたよ」と言っていました。
おそらく一緒にスタートした100キロ超えヒッチハイカーだ。正直な運転手さんだ。僕も100キロ超えのヒッチハイカーを乗せる気にならない。
ぼくはだいぶ先行して知床についた。
その時、100キロ超えのぽっちゃりさんは、知床まで後200キロぐらいの場所にいました。ヒッチハイクするのであれば、ある程度痩せていた方が有利です。
精神力をつける
まれですが、なかなか車が止まらないこともあります。
そんな時、立ち続けることを選ぶか、すぐにやめることを選ぶか。車はいつか止まってくれます。あなたが立ち続ければ。
立ち続けれるのを辞めてしまえば、車が止まることはありません。いつかは車が止まると信じて立ち続けましょう。
ちょっと動きをつけて笑いをとる
あえて挑戦するのであれば、全身を使ってアピールして、軽く笑いを取るのもありです。相手が笑えば、乗ってけの手招きをすぐにしてもらえるでしょう。場合によっては、怒られる可能性もあるので程々に。
ヒッチハイクする場所
自分が進みたい方向の道路に立ちます。安全には気をつけてください。個人的に一番のおすすめ場所は、信号待ちをしている先頭の車。
走っている車は急には止まれません。信号待ちだったら必ず止まります。しばらく目を合わせて笑顔を向けましょう。すぐに手招きしてくれます。
自分が立っている場所の先に、広い路肩がや停車できるスペースがある場所もおすすめです。車に乗っていてヒッチハイカーに気づいても、気づいたら通り過ぎてしまいます。通り過ぎた後止まるスペースがあれば、クラクションを鳴らしてこっち来いよと言ってくれます。
スーパー、コンンビ、道の駅、ショッピングモールなどなど、駐車場があり、車がゆっくり移動している場所も止まってくれやすいです。
ヒッチハイクで車が止まるまでの時間
最短で沖縄で0秒ということがありました。親指立てた瞬間に止まりました。最長は熊本の山の中。2時間ぐらいかかりました。
これは、田舎のへんぴな場所で車の通りも少なく、旅行客が来るような場所ではなかったことが原因です。
平均すると親指を立ててのヒッチハイクが15分ぐらいで、スケッチブックを使うと平均20分ぐらいです。
コツを掴んで親指を立てた方が、車の止まる確率は個人的には高い気がします。ヒッチハイクに不向きな夜でも、明るい場所でやることで乗せてもらうことは可能です。
ヒッチハイクで止まってくれる人
10代〜高齢者の方まで、幅広い年代の方が止まってくれました。若い女性は少なかったです。見知らぬヒッチハイカーを乗せるのは怖いことが理由でしょう。
いずれも良い人ばかりです。元ヒッチハイカーの人が「俺が彼を助けると」一度通り過ぎてから、戻ってきたくれたこともありました。
これからヒッチハイクする人も、いつかヒッチハイカーを助ける側になるかもしれませんね。
ヒッチハイクで止まってくれた変わった車
大型バス観光バス
観光客を下ろして、会社に帰る途中の大型観光バス。最初止まってくれた時、エンストでもしたのかと思いました。
「乗ってけよ」と「プッシュー、ガッシャン」とドアがあいたときは、感動しました。しかも、美人バスガイドさんつきでした。これは、めったに無いレアケースだと思います。
たぶんヒッチハイカーのせたことがバレたら、会社側から怒られると思いますね。
タクシー
ヒッチハイクしていると良くあることです。タクシーがお客さんと間違えて止まります。運転手さん度々ご迷惑かけて申し訳ありません。
一度だけですがタクシーが止まり「ごめんなさい、ヒッチハイクなんです」と言ったら、運転手さんが「ああ、わかっているよ。料金はいらないから乗りなさい」と言ってくれたことがありました。
途中で無線が入り、予定していた場所の手前で降りることにはなりましたが、貴重な体験でした。
改造ワゴン
ワゴン車を改造して、自前のキャンピングカーにしている人に乗せてもらいました。その人は社長さんで、船のメンテナンスの仕事をしていました。
車に乗せててもらうだけでなく「給料払うから、1日俺のところで働け!一緒に来い」と言われついていき、全身真っ黒になりながら、船の修理をしたのは良い思い出です。
その後、改造ワゴンに一泊させてもらいました。
改造ワゴンには、炊飯器や冷蔵庫や食器類、テレビやラジオ布団まで設置されていた。一緒にワゴンの中で、炊飯器で炊いたご飯を食べて、狭いワゴンで肩を並べて一緒に寝たのは良い思い出です。
船の修理で頂いた給料は3000円です。良い体験でした。
ヒッチハイクは危険なのか
僕は約300台の車をヒッチハイクしました。300台のヒッチハイク経験で、危険な目ににあったことは1度もありません。
だからといって、ヒッチハイクの旅を進めるかというと、それはありません。たまたま運良く、危ない目にあわなかった可能性が高いからです。
ヒッチハイクをやるということは、必ずリスクもあると考えてやりましょう。
何度も言いますが、ヒッチハイクする側は、相手に危害を与えないことが、見た目で一瞬で伝わるようにやりましょう。
女性にヒッチハイクはすすめない。ヒッチハイクの怖い話
ヒッチハイクで良い体験をたくさんしました。
でも、女性にはすすめません。男女平等の時代でも勧めません。なぜなら、やばい人の車に乗ったことが原因です。
それは、東北でヒッチハイクをしていた時の話です。。
ヒッチハイクをしても、なかなか止まらなかった。かなり長い時間ヒッチハイクをしていたと思います。
その時、僕のだいぶ前の方で、車をとめて車から降りてくる人がいました。
僕に気づいて止まってくれたんだと思い、走って近づきました。でも、その人は、僕の近くにあって自動販売機にまっすぐ向かいます。
こうなったら直接交渉に切り替えようと、その人に声をかけました。
「すいません。○○に行きたいのですが、乗せてくれませんか」相手の顔をよく見ていなかった。自販機の方を見ていたその人の顔を見た瞬間、「この人に近づいちゃいけない」と頭の中で危険信号が発せられました。
相手の男はめんどくさそうに「本当は女しか乗せないけど、まあいいよ」と乗せてくれる事になりました。どこかの方言なのか、話し方になまりがありました。
車は大きめのトラック。仕事の途中で北海道を目指すと言っていました。危険信号が灯った時に「断ってくれてよかったのに」と心のなかで思いました。
あたりさわりのない会話をしていました。
僕はなにげに「よく、ヒッチハイカー乗せるのですか?」と聞きました。
すると男は「おお、乗せるよ。本当ラッキーだよな!」と言いました。最初何がラッキーなのかよくわかりませんでした。
男は嬉しそうに話を続け「女ヒッチハイカーがいたら必ずとまるよ。で、必ず襲うよ」僕は心のなかで「ああ、やっぱりそういうことか」と納得しました。
男は「襲うと泣きだすんだよ。最後におろすとき言ってやるんだよ。乗るお前がわるいと」
聞いてた僕は気分が悪くなり、早めに目的地を変更して、ここでよいですといい降りることにした。
その男の僕に対しての対応は別にわるくはなかった。むしろ良かったといってもいい。でも、僕が女性だったら、どうなっていたのだろうか。
男が言っていた「乗るお前がわるい」という言葉は、必ずしも間違いではないかもしれません。まったく見ず知らずの男の車に女性一人で乗り込む。
世の中のの常識では、犯罪行為をしないのがあたりまえです。でも、犯罪は常識が通用しない人がやります。
よっぽど格闘技に自信がある、護身用の道具がある、大人数でヒッチハイクするというのであれば、一度はとめますが、それ以上はいいません。
男性だから安全というわけでもありませんよ。何度も言いますが、たまたま危険な目には合わなかっただけです。ヒッチハイクのメリットもあります。デメリットも必ずあることを忘れないでください。
ヒッチハイクに必要なもはあるのか
やり方にもよりますが、基本何もいりません。
必要なのはちょっとの勇気だけです。
あえていうなら寒さ対策と、熱中症対策ぐらいです。
ヒッチハイクのお礼はどうすれ良いのか
ヒッチハイクをして、お金を要求してくるような人はいませんでした。乗せる側も、乗せた報酬として、お金を貰おうとする人はいないと思います。もしいるとしたら最初に交渉するでしょう。
気になるのであれば、車に乗る時に「お金ないですけど良いですか?」と聞きましょう。
ほとんどの人は「お金!いらないよそんなもん」と言ってくれます。
ヒッチハイクのお礼は、満点の笑顔と、元気な「ありがとうございました」これでオッケーです。
はじめてのヒッチハイク
僕が初めてヒッチハイクを経験したのは東北です。
青春18切符で旅をしていて、小さな駅で降り観光しました。戻ってきたら電車が事故で止まっていて、いつ動くかわからない状況になっていました。
僕は考えました。いつ動くかわからない電車をこのまま待つか。近くの宿を探して泊まるか。ヒッチハイクをして移動するか。
降りた駅は小さなへんぴな無人駅。バスで移動することもできません。
考えた末、ヒッチハイクをすることにしました。待っていることが時間の無駄だと感じたことが理由です。
書くものも何も持っていなかったので、道路の端に立ち親指を立てました。車との距離感がわからず、ビクビクしていました。
顔は無表情。目は万引きしている人のようにキョロキョロし、どこか体は引いていました。
30分ぐらい立っていたでしょうか。諦めようとした時に、1台の車が止まりました。高齢の方でした。
「どこまでいくの?ちょっとよっていくとこあるけどいい?」と、気さくに乗せてくれました。
僕はその人に、ヒッチハイクのやり方が悪いとあれこれ指導を受けます。聞いていると本当そのとおりだなと思いました。
その人は海に写真を取りに行く予定で、一緒に海に行きました。日本海の荒波うみかぜが気持ちよく、良い場所見せてもらったなと思いました。その後、駅まで送ってくれました。
駅で考えました。
考えた末、青春18切符を捨てることにした。ヒッチハイクで旅をすることに決めたのです。
当初青春18切符で行く予定だった場所は、すべてヒッチハイクでまわり、大幅に移動時間を短縮ができました。
常にしらない誰が僕の旅の共でした。
ヒッチハイクに目覚めるきっかけは、電車が止まるというハプニングがはじまりです。今思うと、あの時電車が止まってくれて本当に良かったと思います。
ヒッチハイクで学んだこと
自分を客観的に見ることができる
自分を客観的に見て、人にどう見られているか、人にどうしたら人を惹きつけることができるか、そんなことを考え学びました。
運転手さんから、直接ヒッチハイクの方法をアドバイスされ勉強することもありました。
車が止まらないのであれば、自分がどう見えているのか、客観的に考えると良いです。
ヒッチハイクは、自分を知る良い機会になります。
コミュニケーションの勉強になる
ほとんどの場合、運転手さんと二人っきりとなります。嫌でもコミュニケーションをとることになります。
もともと、人と関わることは、そんなに好きではありませんでした。それでも、コミュニケーションが得意でないなりに、人と関わる方法を自然と学んでいきました。
ヒッチハイクはコミュニケーションの勉強に最適です。
常に感謝の気持ちが湧いてくる
ヒッチハイクで移動すると決めた瞬間に、誰かの足を借りないと動けないということになります。一人では何もできない。甘えたどうしようもない人間です。
そんな、どうしようもない人間に手を差し伸べてくれる人を、心のそこから感謝します。
ヒッチハイクをすることによって、一人では何もできない人間が、力を貸してくれる人に感謝の心を持ち、常に感謝を忘れない人間になっていきます。
普段会うことのない人にたくさん会える
ヒッチハイクしている人を乗せてくれる人は、本当に良い人や、元ヒッチハイカーや、元旅人、ちょっと変わった人。様々な人間、職種、性格の人がいる。
普段関わらない人、普段避けていた人たちと関わることによって、自分の世界を広げるきっかけになります。
ヒッチハイクは、世界を広げるきっかけになります。
終わりの言葉「受けた恩はこれから逢う誰かにかえしましょう」
昔たくさんやった、ヒッチハイクについて書かせていただきました。
ヒッチハイクについて書いていたら、久しぶりにヒッチハイクをしたいという気持ちが湧いてきます。
でも、そこは抑えて、ヒッチハイクをしている人たちを、助ける側になれたらと思います。
ヒッチハイクをしている人を、偶然見かける機会はなかなかありません。もし見つけたら勇気を持って乗せてあげようと思います。
よくヒッチハイクで乗せてくれた人や、旅先でお世話になった人が言っていました。
「受けた恩はこれから逢う誰かに返しなさい」と。
ヒッチハイカーや旅人さん応援しています!良い旅を
銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫) [ ダグラス・アダムス ]
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