(ネタバレなし)映画旅猫リポート感想 猫きらいでも感動する最高傑作

映画旅猫リポート感想 猫好きのためだけではなく猫嫌いでも感動する映画

タイトルに猫という一文字が入っていれば、猫好きは思わず反応してしまう。
映画なら見に行かずにはいられなくなり、小説なら思わず手にとってしまう。
猫好きにとって、猫という一文字は、常に強調されて見えるものだ。

僕が旅猫リポートを知ったのは、どこかのサイトで小説旅猫リポートを紹介を見たことだ。
サイトの小説の紹介内容はみていない。
なぜなら、猫好きに見える強調された猫の文字見た瞬間、読むことを決めていたからだ。

すぐに図書館で、小説旅猫リポートを借りて、カフェで読み始めた。
カフェで一冊の文庫旅猫リポートを読み終えた。
満員のカフェ、人目もはばからず声をだして泣いてしまった。
文字から表現される猫の姿を、自分が飼っていた猫との思い出とを、重ね合わせたことが涙の理由だ。

旅猫リポートが映画になるとは思わなかった。
猫が思いどうりに演技することはないと思っていたからだ。

カフェでの涙を思い出した。
「あの感動をもう一度」
東京国際映画祭で、一足先に映画旅猫リポートを見ることに決めた。

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映画 旅猫リポートあらすじ

野良猫として誇り高く、タフに生きてきたナナ(声=高畑充希)。
人間は信用ならないし、なれ合うなんてまっぴら。
でも定期的においしいものをくれる優しい青年・悟(福士蒼汰)のことは、ちょっと気に入っている。
ある日、一瞬のタイミングのずれで車に轢かれ大けがを負ってしまったナナ。
薄れゆく意識の中、ナナが必死で助けを呼んだのは悟だった。

この日からナナは悟の猫になり、ふたりは家族になった。
いつもナナのことを一番に考えてくれる、優しい悟。
それなのに、ある事情で悟はナナを手放す決心をする。
ナナの新しい飼い主を探すため、悟はナナを愛車に乗せ最初で最後の旅に出た。
だがこれっぽっちも納得していないナナは、旅先で出会う悟の友達に心を開かない。
小学校時代の友人(山本涼介)のところではゲージから出ようとせず、
高校時代の友人夫婦(広瀬アリス、大野拓朗)の先住犬には喧嘩を売り、大騒ぎになる始末。
困り果てた悟は、小さい頃からお世話になっている
叔母(竹内結子)のもとを訪ねるのだが……。

公式サイトより引用

映画旅猫リポート感想(ネタバレなし)旅猫リポートは、猫好きのためだけの映画ではない

悟(福士蒼汰)と猫(ナナ)は、新しい飼い主を探すため最後のたびに出る。
新しい飼い主候補は、悟と縁があった友人。
その友人と出会う過程で、徐々に悟の過去が明らかになっていく。
ネガティブな境遇。
でも、そんな境遇の中でも、悟は心優しい人だ。

作中の中で、悟の幼少期や成長過程が出てくる。
悟のネガティブな境遇は、たくさんの友人や家族の支えが救ってくれている。
なにより友人や家族より、一番信頼していたのは、猫だったのではないか。

友人や家族より心を許せたのが猫だった。
猫との関係性が、悟を心優しい人間に成長させた。

悟と猫には強い信頼がある。
それにもかかわらず猫の新しい家族を探すことになる。

探さないと行けない理由ができたのだ。
その理由は旅の終わりにわかる。

話が進む途中でわかってくる。
結末はこうだ。きっとこうなるのだろうと。
むしろ、公式ページをみただけでも、予想できてしまうかもしれない。

予想していて、こういう終わりが来るとわかっていても、感動してしまう。
小説旅猫リポートに続いて、映画旅猫リポートでも泣いてしまった。

二人の旅が終わり、猫のナナがある理由で一人旅立つ。
僕はその走るナナの姿、心境を思い泣いてしまった。

そして、最後。
こんなにネガティブな境遇を生きながら、決して不幸な人生ではない。良い人生を送っている、と思わせてくれる終わり方だった。

映画旅猫リポートは、猫好きのためだけの映画ではない。
猫好きは、主役の猫ばっかりに目が言ってしまうかもしれない。実際可愛いし、俳優猫らしい良い声をしている。
また、主役の福士蒼汰さんや、俳優さんばかりに目がいってしまうかもしれない。
僕が映画を見た時は、舞台挨拶付きだったことも理由なのか、観客の90%ぐらい女性だった。

この映画の一番の見所は、どんなに不幸な境遇でも、たった一つ強い信頼関係愛情があれば、幸せな人生を送れる。
その信頼できる相手が人間ではなくても。
注目するのは、人間と猫ではなく、その間の関係性ではないだろうか。

映画旅猫リポートは、猫好きだけではなく、猫が嫌いな人も、全ての人におすすめできる2018年の最高傑作で間違いない。

東京国際映画祭 舞台挨拶旅猫リポート

旅猫リポートの映画終了後。
福士蒼汰さんと監督による舞台挨拶があった。
二人の挨拶はわかるが、なんと主演俳優の猫登場。

福士蒼汰さんに抱きしめてもらい、マスコミの人に写真を撮ってもらっていた。
猫さん人前にでるのがいやだったのか、福士蒼汰さんから逃げ出したり、不機嫌そうな顔をしたりしていた。(もともとそういう顔?)
さすが俳優猫だったと思ったのが、時折カメラ目線になること。

猫さん「撮影以外は、わがままニャン」と言ってそうだった。

舞台挨拶の後、レッドカーペットを猫が歩いたら日本初だそうだ。

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