スターバックスライトダウンで、PC、スマホ、マックの白いりんごの明かりは消えるのか

体験・取材・調査
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スターバックの店内は夜そのものだった。

当たり前かもしれません。夜なのだから。暗いのは当たり前です。

でも、いつからか、夜暗いのが当たり前ではなくなってきました。

特にイルミネーション輝く冬の時期、夜は眩しいぐらいのイルミネーションが、あちらこちらにあります。

夜が暗いことをわすれています。人間の生活が便利になるために。

スターバックスの省エネや環境対策に対する気持ちに共感し、期間限定イベント、スターバックスライトダウンのために足を運びました。

 

期間限定イベント|スターバックスライトダウンNothing is Charmingとは

2017年12月11日(月)19時〜20時の期間限定イベント。

この日は京都議定書制定から20周年。東京スカイツリーやよこはまコスモワールドの大観覧車などの協力施設と、スターバックス481店舗が、明かりをなくすライトダウンを同時に実施。

ライトダウンの実施時間は、スマートフォン、PCなどの電子機器の使用を控え、「ない」ことを楽しむ、非日常的な空間になります。

僕が足を運んだのは、東京の中野駅前のスターバックス店です。

スターバックスライトダウンでマックのリンゴマークの明かりは消えるのか

イベント開始2時間前。まだ夕方で空も明るく、日差しが店内に差し込んでいる。ライトダウンするにはまだ早い。

それでも、スターバックス中野店の2階席は満席です。

イベント開始前のスタバの電気の使用状況は、ほのかで暖かな照明が照らし、暖房は暑いぐらいの勢い、耳馴染みのクリスマスソングもガンガン流れ、店内のお客さんの(自身を含める)パソコンの使用状況は15台。スマホの利用率は数え切れないぐらい。

驚いた!

パソコン使用者の15人中10人から、マックのりんごマークが輝いている。スタバマック率ここまで高いとは。ライトダウンのイベントが始まって、白く光るリンゴマークは消えるのでしょうか。

イベント直前の電気の利用率はかなり高い。イベント趣旨を理解し、パソコン、スマホ、電源を切って、照明もない、PCもない、スマホもない、そんな、ないないの状況を楽しめるのか!?

イベント開始とともに、PC、スマホ、利用できないことに耐えかねた人は、一斉に帰ることを想像しました。

スターバックスでキャンプ気分

19時を過ぎてもライトダウンしない中野スタバさん。以前としてライト全開、暖房全開、マック全開、PC、スマホ全開です。

予定時間を少し過ぎてから店員さんが現れる。ローソクを予想していました。ローソクを模したLEDライトです。火事になる可能性もあるのでやむを得なません。席を一つずつ二人組で歩き、今回のイベントの趣旨を説明。

スイッチ式のLEDライトと、それにかぶせる折り紙がたランタン。久しぶりだなと折り紙をおるも、山折り、谷折り、案内の通りに試すと、できたのは激突して鼻を骨折したマンボウ。

店内の人たちは意外にもイベントに積極的。折り紙を折る「ガサッガサッ」という音が店内に響く。

一部の人はイベントの話を聞いて帰った。スマホ、PCをどうしても使いたかったのかもしれません。

予定時間を過ぎた19時20分前後に消灯。

オレンジ色の温かい明かりが各テーブルを照らし出す。窓側もカーテンを閉めたため予想以上に店内は暗い。寝室を照らす間接照明ぐらいの明るさ。

キャンプの最後のキャンプファイヤで、火がだんだん消えゆく中、会話も途切れ途切れになっていく。そんな感覚と似ている。

想像していた以上に雰囲気が出ている。耳慣れたクリスマスソングを流し続ける必要はなかったと思う。変わらず大音量で流れるので、心を静かにできなかった。

「パソコンのなるべく利用しないでいただきたいです」と、店員が声を掛けると、気にせずパソコン利用していた人たちは、なんとスマホをいじりだす!

確かに店員さんの言葉に、パソコンの利用を控えてとは言ったが、スマホについては何も言わなかった。なかなか頭の良い人たちです。しばらくすると、何事もなかったようにパソコン利用を開始。

イベント開始してほとんどの人はスマホ、パソコンの電源は消していた。

予定より短くはなったが20時で終了。40分という短い時間でした。普段見れないスターバックスの顔を見たのは貴重です。

終わりに

スターバックスライトダウンのイベントは大成功だとおもいます。ハッキリといえば、暖房もBGMも流しっぱなしで、少しの時間だけ照明を消しただけでは、節電としてはたかが知れているかもしれません。

それでも、スターバックスという誰もが知る大企業が、19時〜20時と混雑する時間帯に、節電温暖化対策に積極的に協力して周知したことは立派な行為です。

 

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